放射線部門

Radiology department

当部門の紹介

我々、診療放射線技師は医師の指示のもとにX線など放射線を取り扱う業務を担っています。 X線撮影装置、CT、MRIなどの医療機器を用いて骨や内臓などの撮影をし、診断に有用な画像提供を行っています。
患者様にわかりやすく検査の説明をし、安心して検査を受けていただけるよう心掛けています。

スタッフ:診療放射線技師4名

当部門の紹介

理念

  • 患者様にわかりやすい検査説明を行います

  • 迅速に正確な画像を提供します

  • 最大限の被曝低減に努めます

  • チーム医療の一員として貢献します

主な医療機器紹介

X線撮影装置(島津製作所)

この装置で一般的なレントゲン写真を撮影します。胸部や腹部から全身の骨などを撮影しその状態を診ることができます。

Aquilion Lightning TSX-036A
(80列/160マルチスライスCT キヤノンメディカルシステムズ株式会社)

Aquilion Lightning TSX-036A(80列/160マルチスライスCT キヤノンメディカルシステムズ株式会社)

当院では2023年10月にAquillion Lightning Helios V Edition 80列160マルチスライスの高分解能CT装置を導入いたしました。80列160スライスの高分解能を低被ばくで検査が可能になります。
瞬時に細かく80断面(スライス)が同時に撮像できる最高水準のマルチスライス技術により、鮮明な画像、高速撮影で撮影時間を大幅に短縮、X線被ばく低減により、従来の装置と比べより安心して正確な検査が受けられます。

オープンMRI (日立)

オープンMRI (日立)

当院では2010年5月に新世代オープン型MRIを導入いたしました。MRI(磁気共鳴診断装置)は磁場の中で靭帯に電磁波をあて、体内から得られた信号をコンピュータで処理し画像化する最先端の装置です。

  • ・放射線を使っていないので人体に無侵で苦痛もなく安全な検査です。

  • ・患者様を動かすことなくあらゆる方向の断層像が撮影できます。

  • ・前面が大きく開いたワイドオープン型の検査装置ですので圧迫感が少なく 小児やお年寄りの方でも安心して検査が受けられます。

この検査は次のような診断に有効です。
MRI・・・脳の断層撮影(脳腫瘍、脳梗塞、脳出血など)/ 脊椎の断層撮影(神経疾患・椎間板ヘルニアなど) 胸・腹部・骨盤腔内臓器の断層撮影 / 四肢関節の断層装置(靭帯損傷・断裂の診断など) 骨腫瘍・軟部腫瘍部位の特定など
MRA・・・脳の血管撮影(脳動脈瘤・動静脈奇形・血管狭窄など)/ 頸部・四肢の血管撮影

X線TV撮影装置(日立)

X線TV撮影装置(日立)

当院では日立社製のX線TV装置を導入しています。このX線TV装置はレントゲン写真と違い動画でリアルタイムにX線像を確認することができます。医師または技師がこの動くX線像を確認しながら処置、検査を行います。

この装置で行う主な検査

  • ・造影剤を用いた食道、胃、小腸、大腸などの透視検査

  • ・内視鏡的逆行性膵管胆道造影(ERCP)などの胆嚢、胆管の外科系検査

  • ・静脈性腎盂造影(IVP)などの泌尿器科の検査

  • ・腰椎ブロック注射や腰椎ミエログラフィなどの整形外科領域の検査

  • ・嚥下造影などの検査

  • ・腹部や下肢の血管造影または抗がん剤投与などの外科系検査および治療

骨密度測定装置(日立ALOKA)

骨密度測定装置(日立ALOKA)

骨密度とは骨の強さを測定するために尺度の1つです。骨が弱くなっていると骨粗鬆症という病気になってしまいます。
骨粗鬆症は骨の強度が低下し、骨折の危険性が高くなる病気です。一般に骨の強度は骨量あるいは骨密度が70%、骨質が30%影響すると言われています。
したがって、骨の強度の重要な要因である骨量を測定することで骨粗鬆症の診断や骨折危険性の評価が可能になります。

当院ではDXA(デキサ)法により、腰椎と大腿骨の骨密度を測定します。腰椎測定は約40秒、大腿骨測定は約20秒と短時間で骨量の測定が行うことができます。

患者説明用アポロビューシステム

患者説明用アポロビューシステム

当院では2009年7月に患者説明用アポロビューシステムを導入いたしました。これによりこれまでのフィルム現像時間がなくなり画像の閲覧までの時間が大幅に短縮されました。
胸部のX線撮影やCT、MRIなどのすべての画像データをモニターで見ながら患者様に検査結果をわかりやすく説明いたします。

よくある質問

放射線についてのよくある質問は、下記よりご確認いただけます。

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